上海の浦東空港(プードン空港)調査!市内移動など便利な8つの豆知識!

中国・上海
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発展目覚ましい国際都市上海の空港の一つ、浦東空港(プードン空港)。ビジネスの他、最近は上海ディズニーランドへ行くために訪れる方も多いですよね。そこで今回は、上海在住歴10年の筆者が、浦東空港を利用される際のおすすめ点や注意点などを、自身の経験に基づいてご紹介します。

 

上海の浦東空港(プードン空港)調査!市内移動など便利な8つの豆知識!

 

1. 浦東空港の仕組み


浦東空港はターミナルが1と2に分かれており、どちらも国際線と国内線が発着しています。ターミナル間は連絡通路で繋がっており、徒歩でも5分程度で移動できるので、便利です。通路上にはマグレブ(リニアモーターカー)、地下鉄、バスの乗り場入口とファストフードやコンビニがあります。

2. 浦東空港⇔上海市内のアクセス方法


①タクシー
メーター制、上海中心の人民広場まで1時間弱、目安は160元~。23~翌6時は深夜料金で、200元~。正規の乗り場から乗ってボラれた体験談もたまに聞きます…。

②バス
市内行きのエアポートバスが数路線あります。行き先により料金は20元前後、時間帯にもよりますが15分間隔程度で出ています。人民広場までは渋滞しなければ約1時間です。ターミナル1駅が始発、次にターミナル2駅。満席になった時点でもう乗れないので、ターミナル2利用者でも上記の連絡通路を使ってターミナル1側から乗ることをおすすめします。(筆者はそれで勝率100%)

料金はターミナル2駅発車後にスタッフが回収に来ます。上海交通カードか現金のみ。現金はお釣りも出ます。深夜バスもありますが、行き先が限定されているので上海ツウでないと難しいかもしれません。

③地下鉄
「浦東国際机場」駅がターミナル連絡通路の中央にあり、上海の東西を結ぶ2号線が通っています。人民広場までは1時間少々、7元で終電は22時までに改札に入ればOK。

④マグレブ(リニアモーターカー)
日本人ビジネスパーソンが割とよく利用している手段です。空港から地下鉄2・7・16号線の「龍陽路」駅まで直通。地下鉄だとそこまで約45分かかるところ、マグレブなら、所要時間7.5分です。改札は、地下鉄改札付近にマグレブ専用のがあります。

料金は片道50元。7日間有効な往復チケット80元、交通カード使用の場合40元です。当日の飛行機のチケットがある場合は提示すれば片道40元で買えますが、eチケットでは認められないことも。日中は15~20分間隔で出ており、最終は22:40です。

3. 空港内WiFi事情

登録が必要なタイプのフリーWiFiがあります。上海でショートメッセージを受信できる設定の携帯電話であれば、出てくる画面に従って電話番号(日本の番号でも可)を入力すると携帯にパスワードが届くので、それを入力すれば使えるようになります。不可の場合、他に二通りの方法があります。

一つは、空港内にあるインフォメーションブースでユーザIDとパスワードをもらう方法。これはブースでWiFiを使いたいと伝えるだけでOKです。

もう一つは、Pudong Airport Information kioskという機械でIDとパスワードを発行する方法。パスポートを読み込ませれば、必要な情報が載った紙が出てきますが台数が少なく、また小さくて見つけにくいこともあり、インフォメーションブースを見つけたらそこでやってしまうことをおすすめします。

なお、中国国内ではインターネット規制が大変厳しく、Google、Facebook、Twitterにはアクセスできません。LINEもほぼ不可と思った方がベターです。Yahooも不安定なので、出国前に確実な通信手段を準備しておいた方が安心ですよ。(SKYPE、中国版LINE‘We chat’など)

 

 

4. 空港内でのショッピングは期待するべからず


筆者も色々な国を周りましたが、空港の大きさの割に全然面白くないというのが正直なところです…。まず免税店は、日本の方が割安感を覚えることが多いです。荷物にはなってしまうけれど、狙っているものがあれば日本出国時に買ってしまう方が良いかもしれません。

パンダグッズ、お茶、印鑑など、中国らしいお土産ももちろん空港価格になっていますので、どうしても買いそびれた時にだけ利用しましょう。

5. 国内線の遅延は日常茶飯事


上海で国内線に乗り継いで内陸の方へお出かけされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。残念ながら中国の国内線は実に遅延が多く、大手サイトでは、便ごとに定時発着率を確認しながら予約ができるようになっているぐらいです。

イメージとしては、朝から順番に少しずつ遅れ、夜にはそれが溜まってかなりの遅れになっている、という感じですので余裕をもって計画をした方が良いでしょう。

6. 上海ディズニーランドへ行くには?


現在、ディズニーランドへは空港からの直行バスが出ています。その名も「上海国際旅遊渡暇区快線4号」。ターミナル1、2ともに到着階の外に乗り場があり、片道30元、30分程度でディズニーランド入口まで行けます。地下鉄はもっと安いですが、2回乗換で約1時間半。とにかく手っ取り早く行きたいという方にはボラれる危険がなきにしもあらずですが、タクシーでも行けます。

7. 虹橋空港へ行くには?


浦東空港で降りて虹橋空港で乗り継ぎ、という方もいらっしゃいますよね。時間が読めて一番確実なのは、地下鉄です。2号線は「徐泾東」行きと「淞虹路」行きがありますが、前者に乗ってください。「虹橋2号航站楼(=虹橋空港ターミナル2)」駅までは約1時間半の道のりです。(2号線「龍陽路」駅までリニアモーターカーで行くこともできます)

ターミナル1へは、ターミナル2駅で10号線に乗り換えが必要です。直通バスもあります。「机場1線」という路線が虹橋空港ターミナル2まで行きます。ずっと高速を走るので、順調であれば1時間程度です。ターミナル1へは「守航線」という路線がありますが、下道を走る上、停車駅がいくつかあるので、時間がかかるのがやや難点ですね。

8. 浦東空港周辺には何がある?

乗り継ぎで数時間空くのでちょっと上海の街を見学したいという場合ですが、空港周辺は開発がどんどん進んでいるとはいえまだ野原と工場ばかりで、観光できる所はなにもありません。外灘に近い「陸家嘴」駅や「南京東路」駅まで行くと往復約2時間かかりますし、空港に戻って出国ゲートが混んでいれば手続き30分~。乗り継ぎ時間が4時間であれば一瞬観光してとんぼ返りとなってしまうでしょう。

5時間以上あれば少しゆっくりできるといった場所ですので、乗り継ぎで上海観光は難しいかもしれません。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
アクセスも施設も素晴らしいとは言えませんが、、開放的で清潔感があり、気持ちの良い空港です。10年前なら公共交通手段はどれも不便で汚かったのでおすすめできませんでした。しかし今では次々に新しくなっており、日本人が利用しても不快でなくなってきていますので是非試してみてください!

 

上海の浦東空港(プードン空港)調査!市内移動など便利な8つの豆知識!

1. 浦東空港の仕組み

2. 浦東空港⇔上海市内のアクセス方法

3. 空港内WiFi事情

4. 空港内でのショッピングは期待するべからず

5. 国内線の遅延は日常茶飯事

6. 上海ディズニーランドへ行くには?

7. 虹橋空港へ行くには?

8. 浦東空港周辺には何がある?

 


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