中国の通貨「元」特集!旅行前に知りたい6つのポイント!

中国留学・移住

中国に旅行へ行くあなた、両替の準備はお済ですか?中国といっても、中国・香港・マカオ・台湾で通貨はどれも異なります。

ここではそれぞれの地域の通貨の種類と、中国内陸で使われている人民元についてその種類、両替のポイント、中国旅行に向いている財布、中国での支払い事情など、中国のお金についてのあれこれを詳しくご案内します。

 

中国の通貨「元」特集!旅行前に知りたい6つのポイント!

 

1. 中国・台湾・香港・マカオの通貨は共通?中国で使えるお金をご紹介

台湾、香港、マカオがそれぞれ独立国といえるかどうかは難しい問題で、どれも中国と捉える主張もありますが、通貨の面から考えると実は4つとも通貨が異なります。

中国内陸は人民元(RMB)、台湾は台湾ドル(TWD)、香港は香港ドル(HKD)、マカオはパタカ(MOP)というそれぞれ独自の通貨が使われています。ですので、例えば台湾ドルを中国でそのまま使うことはできません。中国でショッピングするときは必ず人民元をお使いください。

2. 現在有効な紙幣の種類と、硬貨の種類

▼紙幣
100元 桃色の紙幣。毛沢東の肖像画
50元 緑色の紙幣。毛沢東の肖像画
20元 茶色の紙幣。毛沢東の肖像画
10元 青色の紙幣。毛沢東の肖像画
5元 紫色の紙幣。毛沢東の肖像画
1元 黄緑色の紙幣。毛沢東の肖像画

▼硬貨
1元 銀色の硬貨
5角 10角=1元。金褐色の硬貨
1角 銀色の硬貨。丸い硬貨の内側に9角形がかたどられています
5分 100分=10角=1元。銀色の硬貨
2分 銀色の硬貨。軽くて5分よりも小さい
1分 銀色の硬貨。軽くて2分よりもさらに小さい

3. 日本円から元に両替するなら、現地で替えよう


日本円から中国元に両替するためには、基本的には中国で替えた方がレートがいいです。身分証としてパスポートなどがあれば、空港や街中の銀行で簡単に両替することができます。

ホテルでも両替することができるようなところもありますが、あホテルはあまりレートがよくないのでおすすめはできません。

 

 

4. 中国に行くなら長財布がおすすめ!


中国元の最高額紙幣は100元(約1,800円弱)です。そのため例えば旅行のために5万円分を中国元に両替すると、全て100元札に替えても25枚にもなります。

もちろんここから買い物をして細かいお金が増えれば、さらに枚数が増え、お財布がパンパンになってしまいます。折りたたみ財布では畳めないほどの分厚さになってしまうので、普段は折りたたみ財布派のあなたも、中国に行くときには長財布を用意することをおすすめします。

5. クレジットカードよりは現金・微信支付での支払いが一般的

今中国の支払い方法の主流は現金でもなく、カードでもなく、「微信支付(Wechat pay)」です。最近は日本の薬局やデパートなどでも「微信支付」対応マークを目にすることが多いのではないでしょうか。事前にチャージをしておけばスマートフォンをかざすだけで支払いができる便利なツールです。

今中国では飲食店やデパートはもちろん、タクシーでも、屋台でも、街中のレンタサイクルの支払いでも使えて、これさえあれば現金が一切必要がないと言っても過言ではありません。ただし数日間の滞在であればわざわざアプリを入れなくても現金で十分です。

ただ注意点として、中国ではクレジットカードで支払う文化があまり根付いていないため、WeChat Payは使えてもカードは使えないところも多くあります。中国の旅行では現金を多めに用意すると安心ですね。

6. 偽札に要注意!

中国では残念ながら偽札が多く出回っています。

両替するときには現地で替えた方がレートがいいと前述しましたが、銀行や空港両替所など信頼のできる機関で両替しないと、偽札が混じっている可能性があるので要注意です。ATMで降ろした紙幣が偽札なんていう酷い例もあります。特に100元札など高額な紙幣に偽札は多いです。

お札を受け取ったときには最低限透かしが入っているかどうかは確認しましょう。

 

 

まとめ

中国の通貨「元」について6つの項目に分けてご紹介してきました。中国へ旅行に行くには現金を多めに持参して、現地で両替がおすすめです。ただし偽札には十分お気をつけください。また、出張や留学などで長期間滞在したり、何度も中国へ行く予定のある方はぜひ「微信支付(Wechat pay)」を活用してみてください。本当にお財布なしで生活ができますよ!

 

中国の通貨「元」特集!旅行前に知りたい6つのポイント!

1. 中国・台湾・香港・マカオの通貨は共通?中国で使えるお金をご紹介

2. 現在有効な紙幣の種類と、硬貨の種類

3. 日本円から元に両替するなら、現地で替えよう

4. 中国に行くなら長財布がおすすめ!

5. クレジットカードよりは現金・微信支付での支払いが一般的

6. 偽札に要注意!

 


あなたにおすすめの記事!

中国留学・移住
鶏雛をフォローする

1度北京に訪れて以来中国に魅了され、3年後には1年間北京に住んじゃいました。中国旅行、中華料理、中国語、中国人、中国ドラマ…なんでも好きです!中国ファン歴7年とまだまだひよっこですが、中国の魅力をお伝えできたら嬉しいです。

鶏雛をフォローする
Fun!Fun!China!