在住経験者に聞く中国人男性の日本人女性に対する7つのイメージ!

中国文化

中国人男性から見た日本人女性に対するイメージは、どのようなものなのでしょうか?普段はなかなか、中国人男性の本音を聞く機会はないかもしれません。そこで今回は、在住経験者である筆者が、中国滞在時に彼らから実際に言われた言葉からわかるイメージを中心にご紹介します。

もちろん、全ての男性がこのようなイメージを持っているとは言い切れませんが、中国ではテレビやドラマ・映画や漫画などの影響から、このようなイメージが一般的となっているようです。中国人男性の知り合いがいる女性の方、中国人男性とお付き合いしてみたいと考えている女性の方にとっては、必見の内容です!

 

在住経験者に聞く中国人男性の日本人女性に対する7つのイメージ!

 

1. 優しい!

中国人男性は、全般的に日本人の女性に対して「優しい」という印象を持っているようです。もしかしたら、それは、日本人が持つ「愛想の良さ」が影響しているのかもしれません。特に、日本では「男は度胸、女は愛嬌」などと言われるように、女性はいつもにこにことしているのが良い、といった考え方があります。

ただ、中国の女性は、日本の女性のように「初対面の人に対しても笑顔を振りまく」といったことは、通常はしません。この中国人女性とのギャップから、「日本人の女性は優しい」といった印象が生まれているのかもしれません。

2. 恥ずかしがり屋

女性に限らず、日本人は一般的に言って、自己主張が控えめです。何か意見を求められても、「いえ、特に…」などと言って、お茶を濁してしまいがちです。特に女性の場合は、伝統的に「女性があれこれ激しく自己主張をするというのは、はしたないこと」という考え方が、知らず知らずのうちに刷り込まれています。そのため、聞き役に徹する女性も少なくありません。

でも、中国人の女性は、思っていることがあれば、素直に口に出す傾向があります。また、いわゆる気が強い女性というのも、日本人女性と比べると比較的多いです。彼女たちは、男性相手であっても、臆することなく自分が正しいと思う意見を主張します。

こういった中国人女性を見慣れている中国人男性は、「日本人女性はおとなしくて恥ずかしがりや」というイメージを抱くようです。

3. 男性を立てる

これは恐らく、中国で度々放映されている抗日戦争ドラマの影響もあるかと思いますが、中国人男性の日本人女性のイメージは、いわゆる昭和的な女性像である場合が少なくありません。その流れで、「日本人の女性はいつでも男性を立て、三歩下がって付いていく」というイメージが染みついているようです。

確かに、「内助の功」や「良妻賢母」といった言葉からも、自らは表に出ず、夫の仕事や家庭を陰から支える、といったことが美徳とされていることがわかります。このような女性は今後は段々と少なくなっていくのかもしれませんが、今のところ、中国人男性は日本人女性に対して、「日本人女性は男性を立てる」というイメージを抱いているようです。

 

 

4. 我慢強い

中国人男性の目には、「日本人女性は非常に我慢強い」と映るようです。これも、一昔前の「おしん」のような女性像が影響しているのかもしれません。日本人の女性は、相手に対して、面と向かって自分の不平・不満を言うことは、あまりありません。そのため、中国人男性は、「何かあっても自分の腹の中にぐっと収めて、健気に耐えている」という印象を受けるのかもしれません。

ただ、このように我慢に我慢を重ねて、最後の最後で爆発するのは、中国人男性と付き合う際には、得策ではありません。中国語には「不打不成交(ブーダーブーチャンジャオー)」という言葉があります。つまり、中国人にとって、喧嘩をするのは決して悪いことではなく、お互いに主張をし合ったうえで落としどころを見つける、という「問題解決のための1つの手法」なのです。

もし、中国人男性と付き合う人がいらっしゃれば、こまめに自分の感情を伝えて、コミュニケーションを図ることをお勧め致します。

5. オシャレに気を遣う

日本人女性はきれいな人が多い、と感じる中国人男性が多いようです。それは、若い女性に対するイメージだけではありません。結婚しても、中年と呼ばれる年頃になっても、身だしなみに気を遣い、化粧を怠らない女性が多いからだと言われています。

確かに、中国では、若い人であればもちろんオシャレをしたり化粧をしたりしますが、年齢を重ねるごとに、こうした身なりに気を遣う女性の割合は、減っていく傾向にあります。日本人女性の場合、筆者の周りを見ていても、50代・60代であっても、服装や化粧に気を遣って、素敵に年齢を重ねている日本人女性がたくさんいます。

そうしたことが、この「日本人女性はオシャレに気を遣う」というイメージに結びついているのだと思います。

6. 日本人女性は、専業主婦が多い

これは、イメージというより実態ですが、中国人の男性からすると、少し奇異に映るようです。中国では、女性を表すのに「半边天(バンビェンティエン)」という言葉があります。これは、「天を支える半分は女性である」という意味で、女性の力の大きさを表しています。社会主義時代の名残もあるのでしょうが、中国では、結婚や出産を経た後でも、女性が仕事を続けるのは一般的です。

日本では、高度経済成長時代のモデルを引きずり、女性の社会進出が進んだ現在でも、「家事や育児は女性の仕事」といった感覚が強いです。そのため、寿退社や妊娠・出産を機にした女性の退社が後を絶ちません。中国人の男性からすると、これには少し違和感を覚えるようです。

7. 日本人女性は、社会的地位が低い

上記の「専業主婦が多い」という実態とも関連してきますが、中国人男性から見ると、「日本人女性は社会的地位が低い」と感じられるようです。文化的な問題が絡んでくるので、一概に良い悪いは論じられませんが、「女性は土俵に入れない」「女性が入ってはいけない山や島がある」というのも、「女性の社会的地位が認められていないのでは…」といった憶測につながるようです。

中国でも共産党の幹部や企業の経営陣は、まだまだ男性が圧倒的に多いですが、それでも、日本から比べると、女性の社会進出は進んでいます。そうした中国人男性から見ると、「日本人女性は社会的地位が低い」と思われてしまうのかもしれません。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
中国人男性の日本人女性に対するイメージの中には、今の日本人からすると少し前時代的な印象を受けるものもあります。

筆者自身、北京留学時には知人の男性から、「君のお父さんはお母さんを殴ったりしないか、君もひどい扱いを受けてはいないか」などと心配され、びっくりした記憶があります。どうやら、彼の頭の中には、抗日戦争ドラマで見た「亭主関白で妻子に辛く当たる日本人男性と、それに耐える日本人女性」というイメージが刷り込まれていたようです。

ただ、日本人女性に対するイメージは、全般的には良いものが多いと感じます。実際中国人男性とお付き合いされる日本人女性は、自らを卑下することなく、誇りを持って、言うべきことはちゃんと伝えて、相手の方と良い関係を築いていけると良いですね!

 

在住経験者に聞く中国人男性の日本人女性に対する7つのイメージ!

1. 優しい!

2. 恥ずかしがり屋

3. 男性を立てる

4. 我慢強い

5. オシャレに気を遣う

6. 日本人女性は、専業主婦が多い

7. 日本人女性は、社会的地位が低い

 


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