中国で人気な職業とは?在住経験者に聞く現地の人気就職先10選!

中国で人気な職業とは?在住経験者に聞く現地の人気就職先10選! 中国ビジネス

「最受大学生关注雇主」と言う毎年中国で発表される信頼性の高い表彰があります。訳すと「大学生が最も関心のある企業」という意味です。

2018年にこの表彰を受けたのは『爱奇艺』、『华为技术有限公司』、『顺丰』、『万科企业股份有限公司』、『星巴克企业管理(中国)有限公司』、『百度』、『联合利华(中国)有限公司』、『腾讯』、『网易(杭州)网络有限公司』、『中国平安保险(集团)股份有限公司』の10社でした。

一方、ビジネス特化型SNS「LinkedIn / リンクトイン」が発表した「いま働きたい会社 2019」(中国全土で4000万人におよぶユーザーを対象に調査)。ランキングは「最受大学生关注雇主」とは若干違いが見受けられます。中国の社会変化のスピードは日本人の常識と想像を凌駕しています。

今回は、筆者の入手できた直近データであるLinkedIn発表の「いま働きたい会社 2019」から、ベスト10企業をご紹介させて頂く事にしました。

 

中国で人気な職業とは?在住経験者に聞く現地の人気就職先10選!

 

1. 【第1位】アリババグループ(阿里巴巴集団)

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1999年に設立されたの世界最大の流通総額を持つオンラインモバイルコマースカンパニーです

電子商取引サイト「淘宝網 (Taobao.com)」、電子マネーサービス「支付宝 (Alipay)」、検索サイト「Yahoo!中国雅虎」等のIT系会社を設立又は買収し、世界的な巨大企業に発展している会社です。本社は浙江省杭州市。従業員は3万人を超えていると言われています。

創業代表者は「马云(馬雲)」で、英語名「Jack Ma / ジャック・マー」。世界的に最も著名な中国人経営者と言えます。日本のソフトバンクが筆頭株主で、逆にJack Maはソフトバンクの取締役という関係性です。

2016年3月期の決算で、傘下のサイトで取引された流通総額は約52兆円に上り、ウォルマート、コストコ、カルフールを上回り、世界最大の小売流通企業となりました。又時価総額アジア最大の企業でもあり、中国最大の関心企業ですから、必然的に就職ランキングトップに冠たるのも頷けます。

なお、中国の電子マネーについては以下の記事で特集していますので、ぜひチェックしてみてください。

中国の電子マネー事情!旅行前に知るべき7つのおすすめ情報!
今や財布を持ち歩く中国人はいないと言われるくらい電子マネーが普及している中国。wechatpay, alipayなど、あなたが中国を旅行するとき使いやすいおすすめの電子マネーはどれなのか、ぜひ知っておきたいですよね。そこで今回は中国の電子マネー事情をわかりやすく解説していきます!

 

2. 【第2位】バイドゥ(百度)

中国で人気な職業とは?在住経験者に聞く現地の人気就職先10選!百度
百度は中国最大の検索エンジン提供企業です。創業は2000年1月。本社は北京市にあり、従業員数は約7000人。全世界の検索エンジン中、Googleに次いで第2位のシェア企業と言われていて、中国国内では、穀歌(Google検索)を押さえて最大のシェアを有しています。

なお、現地でGoogleが使えないことについて、以下の記事にまとめていますので、こちらも合わせて読んでみてください。

中国でなぜグーグルは使えない?在住者に聞く現地のGoogle事情!
実は中国ではgoogleは通常使えないです。さらにGoogleMapなどの関連ものも使えません。そこで今回はなぜ中国ではGoogleが使えないのか、中国で使用可能な検索サイト、中国でGoogleを使う方法、についてご紹介していきます。

 

3. 【第3位】バイトダンス(字節跳動)


若者に大流行している15秒のショートムービーを手軽に作成・シェアできるアプリ「Tik Tok」を運営する会社です。2013年に設立されたユニコーン(時価総額10億ドル超のスタートアップ)企業で、当初はAI(人工知能)を駆使して、ユーザーの嗜好性を最適化したコンテンツを提供するニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」で注目を浴びました。

社名も創業時は「今日頭条(Toutiao)」でしたが、昨年4月にByteDance(字節跳動)に社名変更しました。巨額の資金を世界中から調達していると言われており、その資金によって次に何のビジネスを開始するのか、常に注目を集める企業です。

 

 

4. 【第4位】FOSUN(复星国际有限公司)

1992年に復旦大学卒業生により不動産会社として設立された投資会社。中国全土のみならず、積極的に海外不動産への投資・買収を行なう不動産投資開発業界の大手として知られています。日本でも、傘下の上海豫園旅游商城が、株式会社星野リゾート・トマムの全株式を取得しています。

 

5. 【第5位】NIO(上海蔚来汽車)


2014年に設立されたばかりの高性能電気自動車メーカー。中国版テスラとも呼ばれています。電気自動車としては世界最速となる高速車種を製造販売しています。中国政府の電気自動車化政策を見据えると、大きな発展が期待されますが、今年発火事故から大規模なリコールを余儀なくされるなど、研究開発と経営の安定性には疑問符をつけられている要素もあります。

ただし、外資との合弁企業の多い自動車メーカにあって、中国発の自動車メーカーとして期待を寄せられていることから、就職人気も高いものと思われます。

 

6. 【第6位】テスラ(特斯拉(上海)有限公司)

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A wild Model X in its natural habitat 🦅 | 📸 by @fromwhereicharge

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アメリカの電気自動車メーカーであるテスラの現地法人です。2018年に上海で設立されました。現在上海市浦東新区の郊外に、テスラのアメリカ以外の国での世界最大規模の工場を建設中で、中国政府の電気自動車化政策を見据えて、製造販売の一貫体制を構築しています。

テスラ自身の世界的販売は伸び悩んでいますが、5でご紹介しましたNIOと共に、中国における電気自動車化政策の波に乗る企業として期待されており、就職の人気も先行しています。

 

7. 【第7位】DiDi(滴滴出行)

2012年に北京でタクシーの配車サービス事業企業として設立されました。現在は、様々なアプリで中国全土にライドシェアを展開する大企業に発展しています。国内400余りの都市で、4億人以上のユーザーに様々な交通サービスを提供しています。

2018年にはソフトバンクと合弁で日本に法人を設立し、日本でも事業を開始しています。モータリゼーションとITの進展に伴い伸びている企業と言えます。

なお、DiDiの使い方については以下の記事で詳しく解説していますので、旅行前にぜひ一読ください。

中国のDiDi(滴滴出行)現地調査!料金や使い方など旅行前に知るべき9つの事!
DiDi(滴滴出行:ディディチューシン)とは中国版Uberと言われる配車アプリで、中国国内で大人気のサービスです。DiDiは日本でもサービスがスタートしましたが、今回はそんなDiDiの料金や使い方について、中国在住でDiDiユーザーでもある筆者が詳しくご紹介します

 

8. 【第8位】アマゾン(亜馬遜)

日本でも有名なECサイトのアマゾン。1でご紹介しましたアリババ・グループが中国では圧倒的なシェアを持っていますので、アマゾンがこの位置にランキングされるというのは筆者としては意外に感じています。

しかも、この7月に中国内のEC事業から撤退してしまいましたから尚更です。Kindleと越境EC事業は継続する方針とのことなので、世界的外資EC企業として、以前人気があるのかもしれません。

 

9. 【第9位】ファーウェイ(華為技術)


米中貿易戦争の火種を作ったと言われているのがこのファーウェイです。深圳で1987年に設立された通信機器メーカーです。従業員数18万人という巨大企業です。

私企業でありながら、創業者が人民解放軍出身であり、現在も人民解放軍、中国政府と密接な関係があるとされており、現在の米中問題の原因になっている中国民にとっては、ファーウェイのスマホが中国のスタンダートと位置付けられており、米中貿易問題の開始以降iPhone不買運動も行われていることから、愛国心をあおる企業とも言う事ができます。

 

10. 【第10位】美団点評

O2Oプラットフォームである「大衆点評」を運営する企業です。元々は2003年に上海で設立された点評と、2010年に北京で設立された美団が、2015年に合併してできました。

グルメレビュー、予約サイト、フードデリバリー、シェアサイクル等の様々な事業を展開しています。国内ユーザー向けのプラットフォームという側面だけではありません。既に多くの日本企業も「大衆点評」を利用してインバウンド需要を開発しています。つまりこの企業のフィールドもグローバルなのです。

 

 

まとめ

こうして見てみますと、IT系企業が多くを占めている事がご理解頂けると思います。世界的な傾向とはいえ、旧来重厚長大な国営企業が主力だった中国において、多くの方々がITを中心とした大躍進企業に関心を寄せて、就職を希望している事がわかります。

中国の社会変化は、本当に日本人の想像を超えています。今後も中国企業の動向や、スピード感を持って進んで行くものと思われます。その都度、人気の職業も変化を遂げて行く事でしょう。

 

中国で人気な職業とは?在住経験者に聞く現地の人気就職先10選!

1. 【第1位】アリババグループ(阿里巴巴集団)

2. 【第2位】バイドゥ(百度)

3. 【第3位】バイトダンス(字節跳動)

4. 【第4位】FOSUN(复星国际有限公司)

5. 【第5位】NIO(上海蔚来汽車)

6. 【第6位】テスラ(特斯拉(上海)有限公司)

7. 【第7位】DiDi(滴滴出行)

8. 【第8位】アマゾン(亜馬遜)

9. 【第9位】ファーウェイ(華為技術)

10. 【第10位】美団点評

 

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扇ガ谷 道房

家族で中国に駐在しておりました鎌倉在住のコンサルタントです。サッカー観戦、楽器演奏、腕時計収集、帽子、海外旅行、街歩きが趣味のおじさんです。中国に関するコンサル、講演、執筆、ガイド等も承ります。生身の中国を是非多くの皆さんに知って頂きたい想いでお仕事させて頂いております。どうぞ宜しくお願い致します。

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