中国・北京の治安調査!現地で安全に過ごすための8つの注意事項!

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中国・北京は日本からも近く、旅行や出張でも訪れやすい地域ですが、実際に行く前に現地の治安について知っておきたいですよね。筆者は中国での生活経験がありますが、下調べなく訪れたので勝手を知らず現地で慌てた場面が何度もありました。

そこで今回は、訪問前に知っておきたい中国・北京の治安や日本とは違う交通ルール、頻発している金銭トラブルなどなど、現地でトラブルに遭わないために知っておきたい事情を対策方法と合わせてご紹介します。

 

中国・北京の治安調査!現地で安全に過ごすための8つの注意事項!

 

1. 北京のスリ事情

中国の中でも北京はそれほど治安が悪いわけではなく、過度に不安になる必要はありません。しかしやはり海外なので貴重品の管理には注意を払いましょう。盗難・置き引き防止のために、人混みでは鞄を前で抱えるようにして持つ、席を離れるときに荷物を置きっぱなしにしないなど、日本とは違うんだという意識を持つことが必要です。

2. パスポートは持ち歩こう

中国人には「身份证」という身分証明カードがあり、いつでも提示できるように常に携帯しています。そのため北京では何か事件があると、近辺の通行人に身分証の提示を求めることがあります。観光中にこのような状況に置かれることは稀ではありますが、いつでも身分証明書を提示できるようパスポートを携帯しておくと安心かもしれません。ただし盗難・紛失なんていうことが起こらないように、パスポートの管理には十分注意してくださいね。

3. 地下鉄のセキリュティチェック

北京は地下鉄が発達していて、安く早く便利に移動ができるので、北京観光にもおすすめの交通手段です。切符を購入して改札を通るという流れは日本と変わらないのですが、北京では改札を通る前に全ての手荷物をX線検査機を通さなければいけません。刃物などの危険物は持ち込めず、没収されてしまうので持ち歩かないようにしましょう。

またペットボトルの持ち込みも要注意です。開封済みのペットボトルが鞄に入っていると、不審物でないか確認するために、「ひとくち飲んでください」という指示を受けることがあります。ペットボトルを持って地下鉄に乗る場合は、チェックが入る可能性があることを念頭においておきましょう。

 

 

4. 金銭トラブルのあれこれ

最近は海外のATMでも、日本のキャッシュカードやクレジットカードを使って外貨を引き出すことができますが、北京では控えた方がよいでしょう。なぜなら中国のATMでは、入れたカードが出てこない「吞卡」というトラブルが度々起こるからです。

また中国で大きな買い物をすると、紙幣を数える機械で枚数を確認することが多いのですが、この機械自体に、お札を通すと実際の枚数よりも少なくカウントするように細工されている…なんていう巧妙な詐欺も中にはあります。北京で高額商品をキャッシュで購入するときには、信頼できるお店かどうかを見極めましょう。

5. 偽物商品を買わないで!

北京には偽物商品があふれています。海賊版のDVDが格安で売られていたり、りんごのマークが欠けていないiPhoneだったり、CHANELの靴下のまとめ売りなんていう光景も。ネタとして購入したい気持ちも分かるのですが、偽物商品を日本に持ち込むことは関税法で禁止されています。税関で見つかれば、没収どころか懲罰が与えられることもあるので注意しましょう。

6. 覚えておこう中国の交通ルール

日本とは違って歩行者よりも車優先の社会です。道を渡ろうとしても、車が止まってくれるということはまずありません。無理に渡ろうとすると、容赦なくクラクションが鳴らされます。信号のない道を通るときには、他の歩行者とタイミングを合わせて渡るのがいいでしょう。

また中国は、なんと赤信号でも車がどんどん右折してきます(ちなみに中国は右側走行です)。歩行者信号が青だからといって油断は禁物。道路を横断するときには信号の有無に関わらず細心の注意を払いましょうね。

7. 喧嘩腰で突然声をかけられる!?

中国語は日本語と比べると語気が強く、さらに大きな声で話す人が多いので、通常の会話が喧嘩口調に感じてしまうことがあります。日本人と中国人は顔立ちが似ているので、道を尋ねられたり、世間話をされたりと、突然声をかけられることがよくあるのです。何か尋ねられても分からない顔をすれば、こちらが観光客だということを理解してくれるでしょう。

見知らぬ人にも声をかけるのは、中国人の社交的な国民性の証。警戒するのではなく、好意的に捉えましょうね。それでも、中国語が分からない素振りを見せているのに話しかけ続けるようであれば、それは何かの勧誘かも…次の項目で対策をお伝えします。

8. しつこい勧誘にご用心!

土産店街はもちろん、駅付近や街中を歩いていると物売りの執拗な勧誘に遭うことがあります。無視して通り過ぎることができればいいのですが、人混みで声をかけられたり、目の前で声をかけられて避けられない環境に置かたりしてしまった場合には「ぶよんぶよん」と言ってみましょう。ふざけているわけではなく、これは「不用(buyong)」(必要ありません)という立派な中国語です。覚えやすいですよね。困ったときにはぜひ使ってみてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
注意事項を並べましたが、北京は比較的治安のよい都市です。日本との違いを事前に知って注意していれば、現地でトラブルに遭うことも少ないでしょう。困ったときには、先ほど紹介した魔法の言葉、「ぶよんぶよん」(必要ありません)を覚えておくと、トラブルをうまく切り抜けられるかもしれません。紹介したこれらの事情を念頭におきながら、ぜひ北京の滞在を存分に楽しんでください。

 

中国・北京の治安調査!現地で安全に過ごすための8つの注意事項!

1. 北京のスリ事情

2. パスポートは持ち歩こう

3. 地下鉄のセキリュティチェック

4. 金銭トラブルのあれこれ

5. 偽物商品を買わないで!

6. 覚えておこう中国の交通ルール

7. 喧嘩腰で突然声をかけられる!?

8. しつこい勧誘にご用心!

 


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1度北京に訪れて以来中国に魅了され、3年後には1年間北京に住んじゃいました。中国旅行、中華料理、中国語、中国人、中国ドラマ…なんでも好きです!中国ファン歴7年とまだまだひよっこですが、中国の魅力をお伝えできたら嬉しいです。

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