中国語の文法で最初に絶対知るべき8つの基礎知識!

中国語の文法で最初に絶対知るべき8つの基礎知識! 中国語の文法知識

中国語は一般的に申し上げて、日本人には発音するのが難しい種類の外国語に当たると言えるでしょう。舌を丸めて発音を明瞭に発音しない言葉があったり、四つのイントネーションを間違えると違う意味の言葉になってしまたりと、なかなか厄介な外国語です。

一方、文法は比較的シンプルでわかり易いと言えます。動詞自身が変化したり、名詞のスペルや発音が性別で違ったりする南欧の外国語よりは、ずっとわかり易い文法です。ですから、基本を覚えておけば比較的簡単に会話ができる様になります。そこで今回は、中国語の基本的なポイントをご紹介します。

 

中国語の文法で最初に絶対知るべき8つの基礎知識!

 

1. 基本構造”主語+動詞+目的語”

筆者の個人的意見ですが、恐らく世界中の言語の中で、日本語の文法表現が珍しい構成になっているのだと思います。多くの国々の言語の基本構成とは大きな違いがある事にお気づきでしょうか?その最たる構造が、先ずご紹介する基本構成です。”主語+動詞+目的語”の基本文法です。

最もわかり易い例文でご紹介致しましょう。「私は貴方を愛しています」が一目瞭然でご理解頂けます。中国語では「我爱你」(ウォーアイニー)と書きます。「我」が「私」、「愛」は「愛する」という動詞、「你」は「貴方」の意味です。つまり、日本語では『主語+目的語+動詞』の順番で単語が並んでいるのがおわかりになると思いますが、中国語では”主語+動詞+目的語”の順番で並んでいます。英語も同様です。「I Love You」ですから、”主語+動詞+目的語”の順番です。

この様に、多くの国々の言語は、主語の後にはすぐに動詞が来て、その後に目的語と言う構造になっています。ですから、言葉を発している人の意思がすぐにはっきりとわかります。日本人は表現下手とよく言われますが、これは、動詞が最後に来るという文法構造にも大きな原因があると筆者は思います。

この様に、主語の後には動詞を繋げて話すのが中国語の基本構造だと覚えておいて下さい。つまり、私たちが学校で習った英語の構造と同じだという事です。これが基本です。

2. 過去形が無い

義務教育で英語を習う国なので、殆どの皆さんが英語の文法を習った筈です。中でも現在形、現在進行形、現在完了形、過去形、過去進行形、過去完了形等のステイタス文法の記憶は強く残っていると思います。時系列を表現する時に、時間軸によって表現を変える文法です。

中国語には基本的にこの概念がありません。文脈の中で表現してしまいます。他の外国語に比べて簡単に覚えられる理由の一つがここにあります。よく完了の「了」が過去形表現と勘違いされますが、これは過去表現では無くて、完了した事を伝える単語です。ですから、現在でも過去でも使います。中国語の動詞は、そのまま使うだけで、現在も過去も未来も表現できてしまいます。簡単でしょ!?

3. 疑問形<文>は「吗?」

中国語で疑問形<文>は、文末に「吗?」(マ?)をつけるだけです。すごく簡単です。

例えば、「貴方は日本人です」は、中国語で「你是日本人」(ニーシーリーベンレン)と書きます。これを疑問形で「貴方は日本人ですか?」と尋ねる場合は、「你是日本人吗?」(ニーシーリーベンレンマ?)と文末に「吗?」を付ければ宜しい訳です。これも簡単ですよね!

もう一つの表現方法として、”動詞+否定形+動詞”という表現もあります。この場合で言えば「你是不是日本人?」(ニーシーブーシーリーベンレン)となります。

 

 

4. 否定形1「不」

中国語の否定形には二つの表現があります。先ず一つ目は「不」(ブー)です。日本語でも否定の意味に使われる漢字ですから、わかり易いと思います。

例えば、「私は行く」を、中国語では「我去」(ウォーチュイ)と書きますが、これを否定して「私は行かない」を中国語では「我不去」(ウォーブーチュイ)と書きます。動詞の前に「不」を付けます。この「不」の否定形は、主として現在か未来で主観的な否定の場合に用います。

5. 否定形2「没」

もう一つの否定形は「没」(メイ)です。これは前項の「不」と違って、過去や所有の否定で、客観的な否定の場合に用います。もっとわかりやすく申し上げますと、まだ起こっていない事の否定の場合に使います。前項と同様の表現で比較しますと、「私は行った」は、中国語で「我去了」(ウォーチュイラ)と書きますが、これを否定して「私は行かなかった」は「我没去了」(ウォーメイチュイラ)と書きます。

6. 進行形「在」

進行している状態を表現する場合は、動詞の前に「在」(ザイ)を付けて表現します。例えば、「私は本を読む」は、中国語で「我看书」(ウォーカンシュ)と書きますが、「私は本を読んでいる」は、動詞の「看」の前に「在」を付けて「我在看书」(ウォーザイカンシュ)と書きます。

7. 「できる」を表現する3助動詞「会」「能」「可以」

日本語の「できる」表現は、状況に応じて三つの表現方法に分かれます。

(1)練習や習慣によってできる場合には「会」を使い、(2)能力がある場合や条件的に許可されてできる場合には「能」を使い、(3)条件的に許される場合は「可以」を使います。助動詞なので、それぞれ動詞の前に付けます。三つの事例別に例示しますと、(3)「私は泳げる」は、「我会游泳」(ウォーフイヨウヨン)、(2)「私は入場できる」は、「我能入场」(ウォーノンルーチャン)、(3)「ここは喫煙できる」は、「这儿可以抽烟」(チャールクーイーチョウイェン)となります。状況に応じて使い分ける必要があります。

8. 比較の「比」

「AよりBが○○だ」等の様に、比較表現をする場合は、「比」(ビー)を用います。「比」の前にBを置いて「比」の後ろにAを置き、その後ろに形容する単語を置いて用います。

例えば、「彼より私は背が高い」は、「他比我高」(タービーウォーガオ)と書きます。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は中国語の用法の基礎中の基礎だけご紹介しましたが、これらを知っているのと知らないでは段違いに理解力に差が出ると思います。この基礎知識をしっかり頭に入れた上で、更なる難しい文法知識を学んでいって下さいね!

 

中国語の文法で最初に絶対知るべき8つの基礎知識!

1. 基本構造”主語+動詞+目的語”

2. 過去形が無い

3. 疑問形<文>は「吗?」

4. 否定形1「不」

5. 否定形2「没」

6. 進行形「在」

7. 「できる」を表現する3助動詞「会」「能」「可以」

8. 比較の「比」

 


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扇ガ谷 道房

家族で中国に駐在しておりました鎌倉在住のコンサルタントです。サッカー観戦、楽器演奏、腕時計収集、帽子、海外旅行、街歩きが趣味のおじさんです。中国に関するコンサル、講演、執筆、ガイド等も承ります。生身の中国を是非多くの皆さんに知って頂きたい想いでお仕事させて頂いております。どうぞ宜しくお願い致します。

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