上海の物価を現地調査!在住者に聞く8つのお得情報!

中国留学・移住

めぐるましい経済発展を遂げている中国。その中で特に発展しているのが国際都市上海です。「中国は物価が安い」と思う方も多いですが、すべてがそうとは限りません。特に上海は中国の中でも高く、現在は東京とほとんど変わりません。そこで今回は、上海在住6年以上の筆者が、現地の価格の相場やお得な情報をご紹介していきます。

 

上海の物価を現地調査!在住者に聞く8つのお得情報!

 

1. 人民元は現地で両替しよう!

人民元は今や日本円に続いて国際通貨に選ばれるほどになりました。「1元=約16円」くらいです。人民元を空港などで両替してしまうと、手数料を高く取られてしまします。人民元の両替は、宿泊先のホテルや銀行などでしましょう!また、上級者になると、銀行の前にカバンをもった人が立っていて、その人たちに両替を依頼すると銀行のレートより安い手数料で両替してくれます。※一見普通の人なので、見分け方がつかないこともあります。

大きいお店屋や高級店などではクレジットカードを使用できますが、ほとんどのお店では、海外のクレジットカードが対応していません。支払いは現金になると考えて、できるだけ両替しておきましょう。

2. 交通費が安い!

国際都市の上海では、移動手段が充実しています。街のあらゆるところに地下鉄が引かれており、ほとんどの場所へは地下鉄で行くことができます。日本では、「電車」と「地下鉄」という風に分かれていますが、上海では地下鉄のみです。日本の電車のように複雑で分かりにくくなく、線名が全て数字で表記されているため非常に分かりやすいです。電車の乗り換えもスムーズ行えるようになっており、非常に便利です。上海の地下鉄の料金は非常安く、約64円~160円です。

また、上海では地下鉄以外にも便利なのがタクシーです。タクシーは街の至る所に走っています。目的地が地下鉄の駅から離れたところにある場合や、地下鉄だと遠回りしてしまうケースがあるため、そういう場合はタクシーに乗るものいいでしょう。料金も非常に安く、最低が約220円なので、非常に手軽に利用できます。場所にもよりますが、空港までタクシーで行っても約3200円なので、帰国する際はタクシーを利用するといいでしょう。

3. 上海で買わない方がいいもの

中国は全体的に物価が安いと考えられています。確かに雑貨や小物などは日本と比べると安いと思います。ですが、ある物においては、中国で買うとだいぶ損をしてしまいます。それが「ブランド品」です。

世界の様々なブランドが集まる上海では、日本にも無いブランド品がたくさんあります。その為一見すると日本より安いと思われますが、上海は関税の問題からブランド品の価格が日本より高くなっています。物によっては日本の倍で販売されていることも。日本に無いブランドなどは購入するのもいいかと思いますが、上海では極力ブランド品を買わないようにしましょう。

 

 

4. スーパーでの買い物は量り売り

スーパーで肉や野菜、果物などを購入する場合は「量り売り」が基本です。バナナやカットフルーツなど、物によっては既に値札がついているものもありますが、基本的には必要な分を袋に入れて量を図ってもらいます。

単位は「斤」が主に使われており、1斤=500gになります。量り売りは基本1斤=500gを基準に売られているので、1斤を基準に値札がつけられています。ちなみに1kgは「1公斤」です。

5. 露店で売ってるものは注意

上海にはたくさんの露店があります。食べ物や雑貨、傘など様々な物が露店で売られています。値段がかなり安いので、ついつい飛びついてしまいがちですが、露店で売られているものは品質が悪いことが多いです。

有名な話が、露店で売っているポータブル充電器を解体して、中身を見てみると、中から砂が入った袋が出てきたというものです。小さい電池を入れているため、重さを誤魔化すために砂袋を入れていたようです。後から気付いても時すでに遅し。

このように露店で売っているものは安く、一見問題なさそうなので、買ってしまいがちですが、品質が非常に悪いため注意しましょう。

6. 日本のコンビニが充実

上海には日本のコンビニがたくさんあります。その中でも一番多いのがファミリーマート、二番目がローソンです。これらのコンビニは街の至る所にあるので非常に便利です。もちろん中に売っているものは日本とは違いますが、ちょっと飲み物やお菓子などを買うときは、これらのコンビニを利用するのもいいでしょう。

日本のコンビニだからといって、値段が高いというわけではありません。もちろん中には日本からの輸入品もありますので、高いものもありますが、基本的には、上海市内のスーパーやコンビニの価格と変わりません。

7. 上海でのショッピングは値引き交渉が基本

ショッピングモールや高級店以外の小さなお店や個店では、値引き交渉が基本です。特にこちらが外国人とわかれば、上乗せした値段を提示してきます。観光地などのお土産屋では、基本高く提示していると思っていいでしょう。

値引き交渉は、言葉が通じないとできないと思われがちですが、実はそんなことはありません。電卓を使って、自分の希望金額を提示しましょう。そうすれば相手も希望価格を提示してくれますので、それを繰り返し落としどころを探りましょう。

8. 16円の肉まんから一食10万円の高級店まで

上海の飲食店の価格はピンからキリまであります。安いものでは16円の肉まんから、一食10万円以上する高級店まで揃っています。上海は国際都市の為に世界各国のレストランが店を構えています。日本には出店していないレストランやお店がいっぱいあるので、中華料理だけではなく、そのようなレストランに足を運んでみるのも楽しみ方の一つです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
中国の物価は一見安いように思われがちですが、実は日本と変わらないとおわかりいただけたのではないでしょうか。特に上海は世界各国から企業やお店が集まる国際都市なので、ものによっては日本より高い場合があるのです。

今回ご紹介した物価情報を参考にして、上海への旅行や出張を思い切り楽しんでくださいね!

 

上海の物価を現地調査!在住者に聞く8つのお得情報!

1. 人民元は現地で両替しよう!

2. 交通費が安い!

3. 上海で買わない方がいいもの

4. スーパーでの買い物は量り売り

5. 露店で売ってるものは注意

6. 日本のコンビニが充実

7. 上海でのショッピングは値引き交渉が基本

8. 16円の肉まんから一食10万円の高級店まで

 


あなたにおすすめの記事!